
コメの民間在庫が過去最大となっていることなどを背景に、生産者が懸念するのが価格の大幅な下落です。こうした中、政府が備蓄米を買い戻す方針を固めたことについて、JA側は「少しでも早く実現してほしい」と期待を寄せています。
8月27日、コメの安定供給に向けた生産現場の取り組みをPRしようと、JA全農が開いたのは『新潟米の視察会』。
この中で、地元の農家が今年のコメの出来について説明しました。
【地元の農家】
「お盆を過ぎてから夜間の気温も下がった。日中は暖かかったので、今年は今のところかなり順調に生育している」
県が開発し、今年、一般栽培が始まった極早生品種『なつひめ』などの試食会では…
【地元の農家】
「ちょっと冷えた段階で、このくらいもっちりしていればいけると思う」
農家が今年のコメの出来に自信をのぞかせる一方で、気になるのは価格動向について。
去年産のコメの価格高騰や備蓄米の放出などを背景に、コメの民間在庫量は過去最大となりました。
JA全農によりますと、この在庫量に農林水産省が実施した6月末時点の作付け意向調査の結果を反映させた場合、来年の民間在庫量は適正量をさらに大きく上回り、米価の大幅な下落につながる可能性もあるということです。
【JA全農 金森正幸 常務理事】
「非常事態とも言えるような数字になっていると認識している」
こうした中、政府は備蓄米の買い戻しを9月中に実施する方向で調整していることが分かっています。
この方針についてJA側は…
【JA全農にいがた 伊藤能徳 会長】
「本来であればもう少し早くしていただきたいと思ったところ。少しでも早く、備蓄米の買い戻しが実現して、少しでも今の需給環境が締まることを期待している」
【JA全農 金森正幸 常務理事】
「内容が明らかになったら速やかに動けるように、準備の心づもり含め、前広に取り組んでいきたいと考えている」
JAは今後、SNSでの情報発信などを通じて、国産米の消費拡大を図るとしています
最終更新日:Thu, 27 Aug 2026 19:39:45 +0900




