

長期金利が約30年ぶりに一時節目の3%をつけた。金利の上昇で、住宅の購入を検討する世代からは困惑の声も聞かれている。
■長期金利3% 「多角的な視点で影響把握を」日銀・新潟支店

債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが、一時3%をつけ、夕方には3.005%まで上昇した。

市場では、日銀の早期利上げ観測が高まっているのに加え、日本の財政状況への懸念も出ていて、長期金利の押し上げにつながっている。
日銀新潟支店の吉村研太郎支店長は、企業の資金調達コストを高めるといった長期金利上昇によるマイナス材料とともに定期預金の利子が増えるなどプラスの材料もあると指摘する。
「色んな主体でそれぞれ効き方が違ってくる。いずれにしても多角的な視点でその影響を把握していくことが重要」
■「家を建てるのがバカらしく」“住宅ローン”は…若い世代から困惑の声

ただ、若い世代が気にするのは、住宅ローンの金利上昇だ。
「昔は返済が30年~35年と言っていたが、今は40年とかかかると言っている。いま家を建てるのがバカらしくなっているという意見は聞いたことがある」
「将来働く期間が長くなったりするのかな。定年で退職できなくなったりとか色々あるかなと思っている」
■「住宅価格上がっているところに金利まで…」住宅メーカーも影響懸念

吉村支店長も住宅メーカーの声として「ただでさえ住宅価格が上がってきているところに、住宅ローンの金利まで値上がってくると、それは両方ネガティブに効いてくる。その影響について心配しているということは(住宅メーカーの)声として聞かれている」と話す。
一方で、住宅の購買意欲は所得など経済全体の動向に影響を受けるため「トータルでどのような影響が出るのか見ていきたい」としている。
最終更新日:Sat, 05 Sep 2026 20:00:00 +0900



