
個性的なスイーツが並ぶ洋菓子店…つやつやの“青いケーキ”が話題に
新潟県村上市にある『パティスリーマルヤ』。
こちらの洋菓子店では、たくさんのヒヨコが乗ったケーキや手描きのイラストケーキなど、個性的なスイーツを販売している。

Twitterより
その中でも一層目を引くのが、つるんとしていて丸い、ターコイズブルーの色をしたケーキだ。『たまふゆゆ』と名付けられている。

たまふゆゆ
きれいなターコイズブルーで表面がツヤツヤ。私の顔が映りこんでいます。ケーキというより宝石みたいです

杉山萌奈アナウンサー
SNSには「神秘的な美しさ!」「青い卵だ!」といった投稿が相次ぎ、話題となっている。
パティスリーマルヤ 遠山浩司さん:
本来、青は食欲減退色なので、食べ物で使う色ではないが、逆に皆さんの目を引いているみたい

パティスリーマルヤ 遠山浩司さん
なぜこの色なのか、その理由の前に、まずは気になるその味を確かめてみた。
杉山萌奈アナウンサー:
中身はベリーの酸味とチョコレートの甘味が絶妙。外側はプルプルしていてゼリーのようです

特別に作っているところを見せてもらうと…
パティスリーマルヤ 遠山浩司さん:
指が痛い…、-30℃

『たまふゆゆ』の製造。冷たさで思わず「痛い」の声が漏れる

パティスリーマルヤ 遠山浩司さん:
回すことによって均等にする
こうして、ゼリーで均等にコーティングしていくことで、ツヤツヤ感が生まれるのだ。
パティシエ歴25年の職人技で作られていく『たまふゆゆ』。その誕生のきっかけは、実現してほしいケーキを一般に募集したスイーツコンテストだった。

スイーツコンテストから誕生した『たまふゆゆ』(右)
パティスリーマルヤ 遠山浩司さん:
村上市を流れる荒川のイメージで、青いデザインがよく来ていたので青くなった。何か違うことをしてみたいと思って取り組んでみた。食べておいしいは基本なので、選ぶ中で少しでも楽しんでいただければ

荒川のイメージから青いケーキに

水晶のようなケーキ。そこにはお客さんを楽しませたいというパティシエの思いが詰まっていた。