【台風情報】11号発生で“トリプル台風”に お互いの風の影響受け進路定まりにくく 今後の進路に留意を

台風9号と台風10号の間、マリアナ諸島付近に、台風11号が発生しました。今週末沖縄付近に近づく恐れがありますが、この先の進路が変わりやすくなりそうです。
台風9号と台風10号の間、マリアナ諸島付近に、台風11号が発生しました。今週末沖縄付近に近づく恐れがありますが、この先の進路が変わりやすくなりそうです。

午後6時現在、非常に強い台風9号は、フィリピンの東に位置していて、時速10kmの速さで北に向かって進んでいます。中心気圧は955hPaで、中心付近の最大風速は45m、最大瞬間風速は60mとなっています。

また、台風10号は根室市の南約340kmに位置していて、時速30kmの速さで北東に向かって進んでいます。中心気圧は990hPaで、中心付近の最大風速は23m、最大瞬間風速は35mとなっています。

そして、台風9号と台風10号の間、マリアナ諸島付近に、台風11号が発生。台風11号は時速20kmの速さで西に向かって進んでいて、中心気圧は996hPa、中心付近の最大風速は18m、最大瞬間風速は25mとなっています。

台風11号は今週末暴風域を伴い伴いながら沖縄地方付近に近づき、荒れた天気になるおそれがあります。台風が接近しなくても、新潟県内の西側を通過した場合は、フェーン現象で厳しい暑さになる可能性もあります。

また、台風は海面水温が27度以上で勢力が維持できますが、海面水温が28度と高い状態のため、台風が発達できる状態となっています。

台風同士が一定の距離まで近づくと、お互いの風の影響を受けるため、進路が定まりにくいという特徴があります。特に来週以降、進路に留意が必要です。最終更新日:Mon, 28 Aug 2023 19:54:35 +0900