【挨拶全文】ベルギー移籍のアルビ伊藤涼太郎選手 サポーターに別れ「次は日の丸背負いビッグスワンで」

ベルギー1部・シントトロイデンへの完全移籍が決まったアルビレックス新潟の伊藤涼太郎選手が6月11日、サポーターの前で最後の挨拶を行いました。
ベルギー1部・シントトロイデンへの完全移籍が決まったアルビレックス新潟の伊藤涼太郎選手が6月11日、サポーターの前で最後の挨拶を行いました。

【伊藤涼太郎 選手】
「1年半、たくさんの期待をしていただき、たくさんの愛情をいただき、本当にありがとうございました」

海外挑戦を前に、こうサポーターへの感謝を伝えた伊藤涼太郎。

【伊藤涼太郎 選手(去年1月)】
「絶対にJ1に上げるんだという覚悟を持って来た」

昨季J1昇格を目指すアルビに完全移籍で加入しました。すると、昨季は全42試合に出場し、チーム最多タイ9ゴール11アシストを記録。

去年10月8日の仙台戦では、まさに有言実行。自らのゴールでアルビのJ1昇格をたぐり寄せました。

【伊藤涼太郎 選手】
「本当にプロサッカー選手やっていてよかったなと思える瞬間というのが、このビッグスワンでできたというのが本当にうれしい」

J1の舞台でも存在感を放った伊藤。

シーズンが始まると2・3月度の月間MVPにいきなり選出され、4月の福岡戦では2点ビハインドの状況から、プロでは自身初のハットトリックでチームを逆転勝利に導きました。

【伊藤涼太郎 選手】
「一生忘れることのない試合になった」

ドリブルにパス、足下の確かな技術に加え、ゴールを狙い続ける強い意思で注目の的に。そして、ベルギー1部リーグのシントトロイデンから声がかかり、目標としていた海外移籍が現実のものとなったのです。

そして迎えた6月11日、伊藤の移籍前最後の試合。スタジアムには、雨にもかかわらず3万人を超える観客が駆けつけました。

【サポーター】
「本当に寂しいが、勝って気持ちよく伊藤選手を送り出してあげたい」

【サポーター】
「全力で応援したい」

多くのサポーターの期待と愛情を受け、伊藤は移籍前最後のピッチへ。

チーム最多5本のシュートを放つなど、相手ゴールに迫りますが、ラストゲームを白星で飾ることはできませんでした。

それでも試合終了後、時折声を詰まらせながら、伊藤選手は最後まで声援を送ってくれたサポーターに感謝の思いを届けました。

【伊藤涼太郎 選手(挨拶全文)】
「雨の中、きょうの試合を見に来てくださりありがとうございます。シント=トロイデンに完全移籍することになりました。シーズン途中の移籍でチームが苦しい中、移籍を決断するのは非常に苦しいものでしたが、僕の海外挑戦への後押しをクラブがしてくれて本当に感謝しています。

新潟に来てから1年半、たくさんのことを経験させてもらいました。去年はJ2優勝・J1昇格という大きな目標を達成することができ、苦しいときも、うれしいときも、サポーターの人たちはずっと僕たちの味方でいてくれました。勝っても負けても、僕たちが最後までロッカーを後にするまで、熱い声援をかけてくださり、本当に感謝しています。

初の海外挑戦をすることになりますが、次、皆さんの前に立つときには、日の丸を背負って立ちたいと思います。1年半という短い間でしたが、こんなに好きになったクラブはありません。1年半たくさんの期待をしていただき、たくさんの愛情をいただき本当にありがとうございました。最高のチャントをつくっていただきありがとうございました。必ずビッグスワンに帰ってこれるように頑張ります。アイシテルニイガタ」

誓ったのはさらなる飛躍。サポーターからは世界へ羽ばたく伊藤へ日の丸が。そこにはたくさんの応援メッセージが寄せられていました。

【サポーター】
「『ベルギーに行ってもハットトリック』と書いた」

【サポーター】
「J1に連れてってくれた選手なので、みんなサポーターは愛している。世界で羽ばたいて頑張ってもらいたい」最終更新日:Mon, 12 Jun 2023 18:39:00 +0900