新潟県産品の販路拡大へ!アメリカの料理長が商談 珍しい日本酒に「ニューヨーカーも気に入る」

アメリカで活躍する料理長が新潟県内を訪れ、新潟の食材の魅力を知るため県内企業と商談しています。7月18日は酒蔵などを見学。県産品の販路拡大につながるのでしょうか。
アメリカで活躍する料理長が新潟県内を訪れ、新潟の食材の魅力を知るため県内企業と商談しています。7月18日は酒蔵などを見学。県産品の販路拡大につながるのでしょうか。

18日、新潟市西区の酒蔵を訪れたのは、アメリカのレストランなどで活躍する料理長3人です。

3人は県が県産品の販路拡大を図るために企画した商談会に招かれていて、18日から4日間、食材を扱う県内企業を回ります。

【塩川酒造 塩川和広 代表】
「最大で200kgになる。(蒸したコメを)薄く広げて冷やす。33℃まで冷やしたら、種麹を振る」

酒蔵では初めて見る工程に3人とも興味津々。

【ミーナ ニューマンさん】
「(蔵の)菌は味の決め手になりますか?」

【塩川酒造 塩川和広 代表】
「一番大きいと思う。原材料よりも大きな違い」

酒造りの裏側を知ったあとは、実際に日本酒を味わい料理との相性を確認します。

【ダニエル ドレクスラー さん】
「おいしい。とてもリッチで味わい深い」

中でも注目を浴びていたのは、古代米を使った赤い日本酒です。

【ダニー イーさん】
「ワインみたい。見た目のせいかもしれないけど」

【ダニエル ドレクスラー さん】
「とても興味深かった。これまで飲んだことがあるものとは違って。特に赤い日本酒は初めて飲んだけど、また違った味わいだった。とても新しくて、ニューヨーカーも気に入ると思う」

また、酒かすを利用した料理も堪能し、新潟の食材への理解を深めました。

【ミーナ ニューマンさん】
「とても面白かった。こうじ菌のことや酒造りも技術的で、(店で)絶対提案したいと思った」

3人は今後、和牛や農産品などの商談も行う予定です。最終更新日:Tue, 18 Jul 2023 18:52:35 +0900