春闘で平均9070円の賃上げ!30年ぶりの高水準も…企業規模の格差が課題に【新潟】

連合新潟は26日、今年の春闘における賃上げの状況について中間まとめを発表しました。平均妥結額は9070円と30年ぶりの高水準となりました。
連合新潟は26日、今年の春闘における賃上げの状況について中間まとめを発表しました。平均妥結額は9070円と30年ぶりの高水準となりました。

今年の春闘で定期昇給分とベースアップ分を合わせて5%程度の賃上げ要求を目指していた連合新潟。

6月19日時点の県内の各組合における要求の回答・妥結状況について定期昇給込みで組合員1人あたり9070円の賃上げとなり、30年ぶりの高水準となりました。

このうちベースアップ分は300人以上の組合で平均6353円の賃上げとなった一方、300人未満の中小組合は平均4490円の賃上げにとどまり、企業規模での格差が課題となっています。

【連合新潟 桑原典子副事務局長】
「中小が賃上げしやすくなる環境作り、これは政策の部分になるかと思うが、連合新潟としてもできることを取り組んでいかなければいけない」

連合新潟は7月に最終的な賃上げの状況を発表する予定です。最終更新日:Tue, 27 Jun 2023 12:04:57 +0900