“線香の消し忘れ”も… 高齢者を火災から守る!自宅訪問で防火指導「適切なアドバイスを」【新潟市】

新潟市では、高齢者を火災から守ろうと、消防署員などが高齢者の自宅を訪問。防火指導する取り組みが始まりました。
新潟市では、高齢者を火災から守ろうと、消防署員などが高齢者の自宅を訪問。防火指導する取り組みが始まりました。

10月から12月末にかけて、65歳以上の高齢者の住宅約2000軒を訪問し、防火指導を行う新潟市消防局。

新型コロナの影響から、個別に訪問しての防火指導は4年ぶりです。

10月2日は、秋葉消防署の署員などが川崎節男さんの自宅を訪問。

【署員】
「燃えやすいものや洗濯物を周りに干して、それが落ちて火災になることも多くなっているので、燃えやすいものは置かないようにお願いしたい」

このほか、火災報知器が正常に稼働するか定期的に点検すること、仏壇周りの火の消し忘れに注意することなどが伝えられました。

【川崎節男さん】
「ローソクはつけたら消すが、線香については放置した状態があったので、今後気をつけたい」

【秋葉消防署 山内大祐 市民安全課長】
「直接高齢者にお会いして、お伝えする。これが、より、その方に合った防火指導になるのではないかということもあるし、適切なアドバイスをすれば、火災は減るものと信じ、活動している」

新潟市では今年、10月1日までに136件の火災が発生。5人が亡くなっていて、そのうち4人が65歳以上の高齢者でした。最終更新日:Tue, 03 Oct 2023 18:51:45 +0900