部品の経年劣化でプレジャーボートが突然航行不能に…海保「業者による専門的な点検を」【新潟】

4日午前、釣りのため新潟西港沖に出ていたプレジャーボートの機関が経年劣化により故障し、航行ができなくなりました。ボートは新潟海上保安部によって救助され、ケガをした人はいませんでした。
4日午前、釣りのため新潟西港沖に出ていたプレジャーボートの機関が経年劣化により故障し、航行ができなくなりました。ボートは新潟海上保安部によって救助され、ケガをした人はいませんでした。

4日午前11時半すぎ、プレジャーボートに乗り、新潟西港沖で釣りをしていた、新潟市中央区に住む40代の男性から「機関が故障してエンジンがかからなくなり航行ができなくなったため、救助してほしい」と118番通報がありました。

新潟海上保安部によりますと、通報した男性は新潟市西蒲区に住む40代男性と、午前4時ごろに信濃川からプレジャーボートで出航し、新潟西港沖で釣りを開始。

しかし、午前11時ごろに釣りを終え、信濃川に戻るため航走していたところ、突然エンジンが停止し、航行不能になったということです。

通報をうけ、新潟海上保安部は警備救難艇を出港させ、プレジャーボートと合流。

午後1時前にえい航を開始し、約1時間後に新潟万代マリーナに入港しました。プレジャーボートに乗っていた2人にケガはありません。

新潟海上保安部によりますと、経年劣化が原因と思われる機関部品の破損によりエンジンが停止したということです。

海のレジャーシーズンを前に新潟海上保安部は、部品の経年劣化は通常の出航点検では気づきにくいため、久しぶりにプレジャーボートを使用する際は業者による専門的な点検を受けるよう呼びかけています。

(画像は新潟海上保安部提供)最終更新日:Tue, 04 Jul 2023 17:27:04 +0900