19日に東京都内で開かれたJリーグの理事会。ここで2026年からリーグ戦の開幕時期をずらすことが正式に決定しました。
現在のリーグ戦のスケジュールは2月の3週ごろから12月の1週ごろまでですが、2026年からは8月の1週ごろからウインターブレークを挟み、5月の最終週までの日程となります。
猛暑での試合数減少や欧州リーグの移籍マーケットとの一致により、Jリーグのさらなる発展が期待されます。
一方、心配されるのは降雪期の試合数増加です。
【Jリーグフットボール本部 樋口順也 本部長】
「冬は今までよりも長くやるのは、12月1週長くやる予定です。そしてそこはホームでできないクラブはアウェーの指定をして行うという試合日程を作っています」
ただ、アルビにとってはその期間、アウェーの試合が連続するほか、雪のない場所でのキャンプを強いられる可能性もあり、唯一、シーズン移行への反対を主張していました。これに対し…
【Jリーグ 野々村芳和 チェアマン】
「地域だったりそのクラブの置かれている背景だったりで、いろんな意見があって当然だと僕は思っています。これからまたひとつひとつ課題を乗り越えていきながら、一緒に進んでいけるのではないか」
Jリーグは100億円規模の財源を確保し降雪地クラブへの支援を行う方針ですが…
【Jリーグ 野々村芳和 チェアマン】
「基本的にはその地域の課題まで含めてクラブっていうのは自助努力をしていく、というのが大事だと思っている」
シーズン移行の決定を受け、アルビレックス新潟の中野幸夫社長は「移行するために解決するべき課題は数多く残されています。ホームタウン新潟の歴史と文化、自然を理解しながら、ご支援いただくすべてのみなさまとともに課題と向き合っていきます」とコメントしています。最終更新日:Wed, 20 Dec 2023 19:07:09 +0900