新潟市 賃貸アパート借り上げ”応急住宅”の入居受付始まる り災証明書の申請は8500件超に

能登半島地震により4500棟以上の住宅に被害が出ている県内。新潟市では自宅が被災した人に向け民間の賃貸住宅を借り上げ、17日、入居を希望する人の受付が始まりました。
能登半島地震により4500棟以上の住宅に被害が出ている県内。新潟市では自宅が被災した人に向け民間の賃貸住宅を借り上げ、17日、入居を希望する人の受付が始まりました。

能登半島地震により、県内では17日までに4661棟の住宅被害が確認されています。このうち、新潟市では午前8時までにり災証明書の申請が8542件あり、このうち2375棟の調査が終わっていて、全壊が22棟、半壊が678棟、一部損壊が1140棟確認されています。

【記者リポート】
「こちらには様々な復旧に関する窓口が設置されていますが、17日から賃貸型応急住宅に関する窓口が開設しました」

新潟市は自宅が被災した市民を対象に民間の賃貸住宅を借り上げ、応急住宅として提供する制度を始め、17日、西区役所などで受付が始まりました。

住宅が全壊した人や半壊などでもやむを得ず住宅を解体する人は最長2年、入居することができます。

【新潟市役所 住環境政策課 諏訪間亮人 さん】
「当面の住まいにお困りになる方もいらっしゃると思いますので、そういった方にご利用頂ければ」

一方で、市は今後地震に関する相談から申請をワンストップで受け付ける窓口を設置する予定で、1月下旬の開設を目指しています。最終更新日:Wed, 17 Jan 2024 18:44:28 +0900