他人名義のマイナンバーカードを悪用…逮捕されていた無職の男について6つの余罪を送致【新潟・上越市】

19日に県警は、マイナンバーカードの不正取得などで逮捕していた上越市に住む無職の男について、捜査を終結し、余罪事件として他人名義のマイナンバーカードを悪用した6つの事実について、新潟地検高田支部に送致したと発表しました。
19日に県警は、マイナンバーカードの不正取得などで逮捕していた上越市に住む無職の男について、捜査を終結し、余罪事件として他人名義のマイナンバーカードを悪用した6つの事実について、新潟地検高田支部に送致したと発表しました。

私電磁的記録不正作出・同供用、マイナンバー法違反などで逮捕されていたのは、上越市に住む無職の男(53)です。

男は、他人の申請書IDと自分の顔写真データを登録して他人名義のマイナンバーカードを不正に取得していた疑いで、去年9月に逮捕され、そのマイナンバーカードを使って、上越市から灯油購入代金の助成金をだましとった疑いで去年10月に再逮捕されていました。

警察はその後の捜査で、男が同じく他人名義のマイナンバーカードを悪用するなどして他人になりすまし
・金融機関で口座を開設し通帳をだまし取る
・ネット銀行からキャッシュカードをだまし取る
・クレジット会社からクレジットカード1枚をだまし取る
・他人の住民票を不正に変更し、取得する
・他人名義の自動車登録を不正に変更する
・氏名などを偽って携帯電話を契約する
といった6つの事実について、余罪として新潟地検高田支部に送致しました。

警察によりますと、調べに対し男はすべての事実に対して「自分がやったことに間違いありません」と認めているほか、男は自分の名義でマイナンバーカードを取得することが出来ない状況で「金に困っていた」と話していたということです。
最終更新日:Sat, 20 Jan 2024 11:30:59 +0900