鉄パイプを地面に叩きつけて女性を脅迫…薬物検査のため提出した尿を警察署でまき散らした男を逮捕

1月2日夜、新潟市東区の路上で見ず知らずの女性に対して、鉄パイプを地面にたたき付けながら怒鳴るなどして脅迫した疑いで、土木作業員の男が逮捕されました。男は、任意同行の際に提出を求められた尿を故意にこぼした公務執行妨害でも現行犯逮捕されています。
1月2日夜、新潟市東区の路上で見ず知らずの女性に対して、鉄パイプを地面にたたき付けながら怒鳴るなどして脅迫した疑いで、土木作業員の男が逮捕されました。男は、任意同行の際に提出を求められた尿を故意にこぼした公務執行妨害でも現行犯逮捕されています。

暴力行為等処罰に関する法律違反の疑いで逮捕されたのは、新潟市東区に住む土木作業員の男(50)です。

男は1月2日午後8時すぎ、新潟市東区の路上で、面識のない70代の女性が運転する車が運転マナーが悪いと因縁を付け、女性のほか同乗者2人に対して鉄パイプを地面にたたき付け「おらっ」と怒鳴るなどし、凶器を示して脅迫した疑いが持たれています。

警察によりますと、女性が運転する車が信号待ちをしていたところに、男が運転する車が後ろに止まり、男が車から出てきて鉄パイプを持ちながら脅迫してきたため、女性たちは車で逃げて警察に通報したということです。

通報を受け警察が現場に駆けつけたところ、付近で男を発見。男は薬物使用の疑いがあったため新潟東警察署に任意同行されました。

男はプラスチック製の容器にフタをして尿を任意で提出しましたが、故意に机の上にこぼし、証拠品である尿をまき散らして、その後の手続きを不能にさせたとして、公務執行妨害で現行犯逮捕されました。

警察の調べに対し、男は公務執行妨害については「尿をこぼすのが公務執行妨害になるとは思いませんでした」と容疑を否認していますが、暴力行為等処罰に関する法律違反の疑いについては「凶器を示して脅迫したと思われてもし仕方がないと思います」と容疑を認めています。警察が事件の経緯や薬物使用の有無などについて捜査を続けています。最終更新日:Tue, 23 Jan 2024 19:47:30 +0900