「嫌われ者の魚・エソ」が絶品に大変身!新潟・弥彦村で出会った旨み爆発「エソボール」と2000坪の絶景カフェ59FUで美食冒険【グルメアドベンチャー】NGT48大塚七海

新潟県弥彦村で美食の旅。新鮮な魚のフィッシュバーガー店や2000坪の絶景カフェを訪問。地元の食材を活かした料理と美しい景色、そして温かい人々との触れ合いを通じて、弥彦村の魅力を再発見する旅を紹介。

桜の花びらが舞う新潟県弥彦村で、思わず笑顔がこぼれる美食の旅が始まりました。その日に獲れた新鮮な魚で作る絶品フィッシュバーガー店から、2000坪の広大な敷地を誇る絶景カフェまで。弥彦村の魅力を再発見する旅へ皆さまをご案内します。

【写真】温泉シーン・フィッシュバーガー・チョコバナナワッフル・弥彦の魅力満載

新鮮な地魚が主役!絶品フィッシュバーガー

私たちが最初に訪れたのは「千魚万来」というお店です。

外観からは想像もつかない、驚きの美味しさが待っていました。

店主の男性は、長年のサラリーマン生活を経て、趣味だった釣りを活かしてこの店を開いたそうです。

店内に入ると、その日に獲れた新鮮な魚の名前がずらりと並んでいます。

2024年4月撮影

白身魚の”白”、青魚の”青”、赤魚の”赤”など、その時に獲れた魚によってフィッシュバーガーの種類が変わるそうです。また、サイドメニューとして「エソボール」という珍しい揚げ物も提供されています。

店主は「エソっていう魚がいて、ものすごく歯が鋭くて、釣りの仕掛け切っちゃうんですよね。その魚が釣れると嫌な魚第2位です」と説明してくれました。

釣れると嫌な魚 第2位

なんと、釣り人には嫌われ者の魚がここでは人気メニューに大変身を遂げていたのです。

好奇心に駆られ、私は「白(真鯛)」のフィッシュバーガーと「エソボール」を注文しました。

出てきたバーガーの大きさに驚きの声を上げずにはいられません。「伝わりますか、この大きさ」と、カメラに向かって思わず自慢げに見せてしまいました。

新鮮な真鯛を贅沢にもフィッシュバーガーに

最初に口にしたのは「白(真鯛)」のバーガー。ふわふわの白身魚が、サクサクのフライになっています。「身柔らか、ふわふわ。フライにすることで甘みが増して」と、その美味しさに感動の声を上げてしまいました。

続いて「エソボール」にも挑戦です。「人生初!」と緊張しながらも、一口かじると驚きの声が。

「うまみすごい!なんかちょっと唐揚げっぽい感じします。お肉みたい」と、魚とは思えない食感と味わいに目を丸くしました。

店主は「エソ自体が、かまぼこの材料になるような美味しいお魚なんです」と説明してくれました。地元の人々の知恵と工夫が詰まった一品に、改めて地域の食文化の奥深さを感じました。

絶景と共に楽しむ至福のスイーツタイム

お腹いっぱいになったところで、次に向かったのは以前から気になっていたカフェ「59FU(ゴーキューエフユー)」です。前回訪れた際は大人気で入店できず、今回はリベンジを果たすべく意気込んで訪れました。

店内に入ると、その広さと開放感に圧倒されます。スタッフの早川さんに伺うと、「当店おととしの10月にオープンいたしまして、敷地がお店も合わせて2000坪となっております」とのこと。元々小さな民家だった場所をリノベーションしたそうで、どの席からも美しい景色が楽しめるよう設計されているそうです。

注文したのは、チョコバナナワッフルとレモンスカッシュ。テーブルに運ばれてきた瞬間、その美しさに思わず「おしゃれー」と声を上げてしまいました。

ワッフルは、もちもち系の生地に温かいチョコレートソースがかかっています。そこに冷たいアイスクリームを乗せると、温かさと冷たさのコントラストが絶妙。さらに、カリカリに焼かれたバナナが食感のアクセントになっています。

「ふわふわモチモチのワッフルとカリカリバナナ、食感の違いを楽しめて、とっても美味しいでございます」と、思わず上品な口調になってしまうほどの美味しさでした。

レモンスカッシュは、最初の酸味の後に優しい甘さが広がる絶妙なバランス。「爽やかでこれからの季節にぴったりなんじゃないですか」甘いワッフルと爽やかなレモンスカッシュの相性はぴったりです。

窓の外に広がる美しい景色を眺めながら、ゆったりとした時間を過ごすことができました。日常の喧騒を離れ、自然に囲まれたこの空間で味わうスイーツは格別です。

弥彦村の魅力再発見!地元の人々との触れ合い

今回の取材を通じて、弥彦村の魅力は食事だけでなく、そこに住む人々の温かさにもあることを実感しました。

千魚万来の店主は、長年の趣味を活かして新たな挑戦をしています。その日獲れた新鮮な魚を美味しい料理に変える技術と創意工夫は、まさに職人技。そこには、地域の資源を大切にする心が感じられました。

59FUのスタッフの方々も、地元の魅力を存分に活かしたカフェ作りに励んでいます。店名の「59FU(ゴーキューエフユー)」について尋ねると、「お客様それぞれの思いだったり、いろんな捉え方をしてもらうためにも、この59FUという名前はあえて意味を持たせていません」と教えてくれました。

来店する人それぞれの解釈に委ねるという、遊び心のある発想が印象的でした。

弥彦村は、美しい自然と美味しい食、そして温かい人々が調和した魅力的な場所です。美しい自然の中で味わう地元グルメは格別。日常の喧騒を離れ、ゆったりとした時間の流れの中で、心も体も癒される素敵な体験ができました。

皆さんも、弥彦村で素敵な出会いと美味しい思い出を作ってみてはいかがでしょうか。地元の人々の温かさに触れ、美しい景色に囲まれながら、心に残る旅の1ページを紡いでみてください。きっと、あなただけの特別な「弥彦物語」が生まれることでしょう。

動画の本編はこちら!