急激な経済発展で社会問題も…ベトナム“交通渋滞”解消へ“鉄道整備”進む ビジネス環境向上に期待

新潟県内の企業も多く進出するベトナムでは急激な経済発展による交通渋滞などが社会問題となっています。こうした中、進められているのが都市鉄道の整備。ビジネス環境の向上へ期待が持たれています。
新潟県内の企業も多く進出するベトナムでは急激な経済発展による交通渋滞などが社会問題となっています。こうした中、進められているのが都市鉄道の整備。ビジネス環境の向上へ期待が持たれています。

街の中を悠々と進む列車。車内では座席に腰を掛け、リラックスしながら揺られる乗客の姿があります。

これはベトナムの首都ハノイを走る「ハノイメトロ」です。ベトナム国内で初の都市交通として2021年に開業しました。

新潟県も地方都市と人材交流についての覚書を結ぶなど、つながりを強めるベトナムでは急激な経済発展や人口増加により都市部での自動車やバイクによる交通渋滞や排気ガスによる大気汚染が社会問題となっています。

【新潟ベトナム協会 渡邉豊 会長】
「特に夕方、通勤時間(渋滞が)非常にひどくて時間が読めない。お客さんとのアポイントがある時はかなり早く出て待っている状況」

こう話すのは、新潟ベトナム協会の会長でベトナム最大の都市ホーチミン市に会社の工場を構える渡邉豊さんです。

ホーチミン市でも激しい渋滞の解消などに向け、都市鉄道の整備が進められています。

ODA政府開発援助の事業で日本も協力し、整備が行われてきたホーチミンの都市鉄道1号線。

新型コロナの影響もあり開業が遅れていますが、現在は試験運転などを通し運転士や駅員の訓練などが行われていて今年中に開業する見込みです。

【新潟ベトナム協会 渡邉豊 会長】
「(駅からの2次交通として)スマートフォンで呼べるバイクタクシー、そういうのと合わさっていけばメトロの利用価値は十分ある。新潟の県産品、そういうものを売りやすい経済環境になってきたという一つの証拠にはなると思う」

深刻な社会問題の解決につながるか…重要な市場として世界から注目されるベトナムの鉄道整備は期待のプロジェクトとなっています。最終更新日:Fri, 29 Mar 2024 18:59:31 +0900