1月18日に始まる大学入学共通テストを前に、新潟市の大学では17日、試験会場の準備が進められました。全国的にインフルエンザが流行する中、感染症対策にも配慮されています。
1月18日・19日、全国で行われる大学入学共通テスト。
県内では15の会場で試験が行われ、去年より94人多い8732人が志願しています。
【記者リポート】
「こちらの試験会場では、職員が一つ一つ、机に丁寧に受験番号のシールを貼っています」
約3500人と、県内で最も多くの受験生を受け入れる新潟市西区の新潟大学・五十嵐キャンパスでは、17日朝から職員が机に受験番号を貼るなど会場準備が進められていました。
今年の試験では、高校の学習指導要領が改訂されたことを受けて、情報社会の課題などを問う新たな教科『情報』の試験が初めて行われます。
【新潟大学 坂本信 理事】
「『情報』という科目も増え、受験生は大変だが、日頃の実力を出していただきたい」
一方、全国的にインフルエンザが流行していることから、新潟大学では消毒液を設置するほか、換気を行うなどし感染症対策に努める方針です。
【新潟大学 坂本信 理事】
「新潟大学の受験会場は準備万端。あとは、受験生には、公共交通機関の運行状況を確かめて、十分に余裕を持って試験会場に来てほしい」