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2月10日夜、新潟市秋葉区の東新津駅で、車両の一部ドアが開かずに発車し、3人が降車できないトラブルがありました。原因についてJR東日本新潟支社は「運転士が列車に対して運行情報を設定する番号を誤って登録したため」としています。
2月10日午後7時ごろ、磐越西線の東新津駅で、乗務員が列車の押しボタン式ドアを押したものの、一部のドアが開かず、東新津駅を発車しました。その後、乗車中の客からの申告で発覚。東新津駅で降車予定の客は14人で、このうち3人が降りれませんでした。降車できなかった3人については、次の新関駅で下りの列車に乗車したということです。
原因について、JR東日本新潟支社は「運転士が始発駅で当該列車に対し、運行情報を設定する番号を誤って登録したため」としています。
JR東日本新潟支社によりますと、今回事案が発生した車両は、従来津川駅まで行くものですが、大雪の影響により、馬下駅止まりとなっていて、乗務員が運行情報を設定し直す際に誤って、去年3月のダイヤ改正前の番号を見てしまったということです。ダイヤ改正前の番号は車両の1両目しか開かない設定となっていたといいます。
JR東日本新潟支社は「今後、このような事象を繰り返さないよう、指導を徹底し再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
最終更新日:Tue, 11 Feb 2025 17:33:41 +0900