

サッカー明治安田J1・アルビレックス新潟は3月29日、ホームでガンバ大阪と対戦。後半、逆転に成功したものの、試合終了間際にまさかの失点。3-3の同点で今シーズンのリーグ戦初勝利とはなりませんでした。
■サポーター「きょうこそは勝利の瞬間を…」
3月29日、晴天の中迎えたホームでの試合。ビッグスワンには2万人を超えるサポーターが駆けつけました。
【サポーター】
「監督のやりたいような形はちょっとずつ見えてきているので、それがきょう実って勝ち点3を取れればいいかなと思う」
【サポーター】
「やっていることは間違っていないと思うので、今の新潟のスタイルを貫いて勝ってほしい」
【サポーター】
「第6節の町田戦以外は良い感じまで、惜しいところまできていたので、きょうこそは本当に勝ってほしい」
「きょうこそは勝利の瞬間を見届けたい」とサポーターの応援にもこれまで以上に力が入ります。
【吉田優アナウンサー】
「約20日ぶりとなるホームでの試合。サポーターの声援を力に変え、今シーズン初のリーグ戦勝利となるのでしょうか」
3月20日に行われたルヴァンカップでは、J3の八戸を相手に今シーズンチームとして初の勝利を挙げたアルビ。
リーグ戦でもなんとか勝ちを得ようと、ホームでガンバ大阪を迎え撃ちました。
■逆転成功も試合終了間際に…リーグ戦初勝利逃す
試合が動いたのは前半18分、今シーズン初出場の小野のクロスに頭で合わせたのは長谷川。見事、先制点を奪います。
【アルビ 長谷川元希 選手】
「(小野)裕二さんはクロスが得意なので、結構な頻度で上がってくる。前には自分1人しかいなかったが、少しファーが空いていたので、うまく膨らみながら、そこに良いボールがきたので、合わせるだけという感じだった」
しかし、前半終了間際、こぼれ球に反応したガンバのイッサムジェバリに得点を決められ、試合は同点で折り返します。
エンドが変わった後半、またしてもガンバ・ジェバリのシュートで追加点を許してしまったアルビでしたが、その7分後、長谷川のクロスに途中出場の奥村が反応し、右足を振り抜きます。
同点に追いつき、勢いに乗ったアルビはさらに後半37分、相手のペナルティエリアでパスを受けた矢村がディフェンダーをかわしてシュート。これがゴール右上に決まり、リードを奪い返します。
このまま勝ち切りたいアルビでしたが、試合終了間際の後半アディショナルタイムに自陣のペナルティエリア内でハンドを取られ、相手にPKを献上。ここでまさかの失点を許してしまい、そのまま試合は終了。
3―3の引き分けに終わり、またしても勝利をつかみとることはできませんでした。
【アルビ 樹森大介 監督】
「前半のラストも自分たちでリズムを悪くしてしまった。流れの中で失点もくらっているので、きつい時間帯にしっかり守り切れるかというところも、しっかり見つめ直していかないとなという思いでいる」
【アルビ 長谷川元希 選手】
「サポーターから『頑張っているのは分かるけど、結果で示してほしい』というのは、めっちゃ聞こえてきて、本当にその通りだなと思う。それを早く実行できるように頑張るだけではなく、もっと色んな面でやっていきたい」
アルビの次の試合は4月2日、ホームでアビスパ福岡と対戦します。
最終更新日:Tue, 01 Apr 2025 19:21:41 +0900