萬代橋の“落書き”清掃作業開始「決して許されるものではない」 4日には古町地区のビルに落書きした疑いで男2人を逮捕 警察が関連調べる 新潟・中央区

国の重要文化財に指定されている新潟市中央区の萬代橋で3月に見つかった落書きについて、管理する新潟国道事務所が落書きを消す作業を始めました。

国の重要文化財に指定されている新潟市中央区の萬代橋で3月に見つかった落書きについて、管理する新潟国道事務所が落書きを消す作業を始めました。

4月8日午前9時半ごろから新潟市中央区の萬代橋の橋詰め広場で始まった落書きを消す作業。

落書きは縦1m、横4mほどにわたっていて、作業は橋の下の通りの通行規制を敷きながら行われました。

萬代橋の落書きをめぐっては3月21日、橋を通りかかった人から「落書きがある」と北陸地方整備局に連絡があり、合わせて4か所で被害が判明しています。

4月8日は作業員が重曹や高圧洗浄機を使うなどして落書きを少しずつ消していきました。作業は8日と9日の2日間にわたる予定です。

【新潟国道事務所 瀧澤秀則 副所長】
「これから消しにくい部分の作業に入っていくので、時間はかかるかなと。落書きは景観を損ねる犯罪。決して許されるものではないので、やめていただきたい」

新潟国道事務所は萬代橋にあるこのほかの落書きについても、今後、順次消す作業を行っていくということです。

新潟市中央区内では萬代橋以外にも同じ時期に複数箇所で落書きが見つかっていて、4月4日には自動車の免許合宿のため市内に滞在していた神奈川県に住む19歳の男2人が古町地区のビルに落書きをした疑いで逮捕されています。

この事件と萬代橋で見つかった落書きには共通点がみられていて、警察が関連を調べています。

最終更新日:Tue, 08 Apr 2025 18:56:32 +0900