
春の全国交通安全運動に合わせ、新潟県阿賀町の津川署で行われた広報活動。
ドライバーに注意を呼びかける警察官や町役場職員の表情をよく見ると…
【記者リポート】
「伝統行事・狐の嫁入り行列で知られる阿賀町ならではのキツネメイクで交通事故“コン絶”を呼びかけます」
津川ではかつて山に多くのキツネが住み、毎晩のように狐火がみられたという言い伝えにちなみ、狐の嫁入り行列が伝統行事となっています。
4月11日朝交通安全の広報活動の前には…
【記者リポート】
「署の中では、町役場の職員が警察官にメイクを施しています」
ただ注意喚起するだけではなく、ドライバーにインパクトを与え、より交通安全の意識を強く持ってもらえるよう、町と警察が協力して朝から入念に準備に当たっていました。
そのキツネメイクの力もあってか、津川署管内では去年1年間の人身事故の件数が5件と統計開始以来、最も少なくなりました。
警察などはドライバーにひもが結ばれしっかりと締められた笹団子を配り、シートベルトを締めることなど、引き続きの交通安全を呼びかけました。
【津川署交通課 高橋准二 課長】
「キツネにかけて事故の“コン絶”をお願いしている。時間と心にゆとりを持って運転していただければと思う」
春の全国交通安全運動は4月15日まで行われます。
最終更新日:Fri, 11 Apr 2025 19:09:39 +0900