〈新潟・糸魚川市長選〉元教員・久保田郁夫氏が初当選「喜びよりも責任の重さ感じる」 米田市長の後継・横山人美氏は約350票の差で破れる

4月20日投開票された新潟県糸魚川市長選挙で、元教員の久保田郁夫さんが初当選を果たしました。

4月20日投開票された新潟県糸魚川市長選挙で、元教員の久保田郁夫さんが初当選を果たしました。

4月20日、午後11時半前、喜びに沸いていたのは糸魚川市長選に出馬した元教員・久保田郁夫さんの陣営。

新人3人による三つ巴の戦いは9150票を獲得した久保田さんに軍配がありました。

【開票結果】
久保田郁夫氏 9150票
横山人美氏 8792票
伊藤麗氏 5517票

選択と集中による財政の見直し、地域の特色を生かした経済活性化などを訴え当選した久保田さんは「市民の声を聞きながら市政運営にあたる」と意気込みます。

【当選した久保田郁夫 氏】
「喜びというよりも責任の重さを今、感じているところが大きい。良きパートナー、皆さんとともに共同で頑張っていければ」

一方、5期20年を務めた米田市長の後継として自民党の推薦も受け選挙戦を戦った横山人美さんは、350票あまりの差で涙を飲む結果となりました。

【横山ひとみ氏】
「ごめんなさい。私の努力が足りませんでした。皆様にご迷惑をかけて大変申し訳ございませんでした」

前回より1.59ポイント下回ったものの、投票率は72.53%と市民が高い関心を寄せた市長選。

地方の疲弊が叫ばれる中、新たな市長がどんな市政運営を行うのかその手腕に注目です。

最終更新日:Mon, 21 Apr 2025 18:51:56 +0900