
サッカー明治安田J1・アルビレックス新潟は5月11日、ホームで浦和レッズと対戦。長谷川のゴールで先制に成功するも直後に追いつかれ、1-1の同点でまたもホーム初勝利とはなりませんでした。
■サポーターの声援受け“ホーム初勝利”目指す新潟
11日も2万7000人を超える多くのサポーターが集まったビッグスワン。
【サポーター】
「打ち合いになってもいいので、根性を見せて打ち勝ってほしい」
【サポーター】
「絶対に勝ち点3を持って帰る気持ちで来た」
【吉田優アナウンサー】
「ホームでの勝利を目指して8試合目の今節。きょうも多くのサポーターが選手たちを信じ、熱い声援を送っています」
ホームでいまだ勝利のないアルビはリーグ4位の浦和レッズを迎え撃ちました。
前半37分に、浦和が得意とするカウンターからの攻撃をキーパー吉満が防ぐと、その3分後。
橋本のクロスから、前節、リーグ初ゴールを決めた笠井がシュートを放ちますが、こちらもポストに弾かれゴールならず。試合は両チーム得点のないまま折り返します。
■先制点奪うも勝利ならず…「自分たちでチャンス逃している」
ホーム初勝利へ、まずは先制点がほしいアルビ。
後半19分に小見を投入すると、その10分後、相手コーナキックのこぼれ球を拾った小見がドリブルでカウンターしかけます。
そして、ゴール前の混戦から小見が右足を一閃。これはキーパーに防がれますが、そのこぼれ球に長谷川が飛び込み、先制に成功します!
【アルビ 長谷川元希 選手】
「こぼれてくるというのは思っていた。良い位置にいた結果、仲間があそこまでやってくれたので、ほとんど僕の得点じゃない。みんながつないでくれた得点だと思う」
勢いに乗りたいアルビはその直後、橋本のフリーキックにジェイソンゲリアが合わせますが、これは相手キーパーのファインセーブに阻まれます。
追加点を奪えずにいると、後半35分。昨シーズンまでアルビに在籍していた長倉にクロスを押し込まれ、同点に追いつかれてしまいます。
【アルビ 樹森大介 監督】
「数試合、クロス対応というところでは失点はなかったが、きょうもしっかり上げさせないというところ、あのシーンは中の枚数も整っていたと思うので、当たり前だが、跳ね返すというところを予測含めて準備して、やり続けるしかないとは思っている」
その後、両チーム追加点を奪えないまま試合は終了。リードしても勝ちきれない…ホームでの勝利はまたもお預けとなっています。
【アルビ 長谷川元希 選手】
「何回も勝利できるチャンスを自分たちの手で逃している。なかなか難しい順位だが、多くのサポーターが常に足を運んでくれているし、僕たちはそれに応えるだけなので、引き続き応援してくれたらうれしい。僕たちも早く結果で応えられるようにしたい」
引き分けに終わったアルビは順位が1つ落ち、19位となっています。次の試合は5月18日、アウェーでファジアーノ岡山と対戦します。
最終更新日:Mon, 12 May 2025 18:52:35 +0900