旅行代理店が破産手続き開始 小規模経営で業況が低調に…新型コロナでさらなる打撃 負債額は約2400万円 新潟・長岡市

旅行代理店の新潟県長岡市の長岡ツアーズが、新潟地裁長岡支部より、破産手続き開始の決定を受けた。
NST新潟総合テレビ

旅行代理店の新潟県長岡市の長岡ツアーズが、新潟地裁長岡支部より、破産手続き開始の決定を受けた。

民間の信用調査会社・帝国データバンク長岡支店によると、1990年1月に設立された長岡ツアーズは、地元長岡市を主体とした中越地区近郊の一般個人、法人、学校等を得意先とし、2013年12月期には年売上高約4900万円を計上した。

しかし、限定された営業エリアでの小規模経営のため業況は低調に推移。さらに新型コロナ禍による業況低迷で受注が伸び悩み、2023年12月期の年売上高は約1200万円にまで落ち込むなど、厳しい経営を余儀なくされていた。

こうした中、資金繰りが悪化し、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念し、今回の措置となった。

負債は約2400万円が見込まれている。

最終更新日:Tue, 17 Jun 2025 05:00:00 +0900