原発再稼働問題 “公正・公平な公聴会”求め新潟県に要請書 県民有志「すべてオープンにしてほしい」

6月17日、新潟県庁を訪れたのは柏崎刈羽原発の再稼働に反対する市民団体の県民の有志たちです。
NST新潟総合テレビ

6月17日、新潟県庁を訪れたのは柏崎刈羽原発の再稼働に反対する市民団体の県民の有志たちです。

県の原子力安全対策課などに公聴会の公正・公平な開催を求める要請書を提出しました。

公聴会は原発再稼働についての県民の意見を集約する方法の一つとして花角知事が実施の意向を示してきたもので、6月29日から長岡市・上越市など県内5カ所で実施される予定です。

要請書では、花角知事の公聴会への出席や意見を述べる公述人の選定基準を明らかにすることなど4点を求めています。

【県民有志 田中忍 代表】
「情報がシャットアウトされていると、作為を持ってやられているのではと、こちらの不信感もあるので、すべてオープンにしてほしいと4点を絞り込んで提出した」

県は当初、公述人のプライバシー保護の観点から音声のみを配信する予定でしたが、17日午後、公述人に確認した上で映像の配信も行うと発表しました。

最終更新日:Wed, 18 Jun 2025 05:30:00 +0900