7.13水害では9人が犠牲に…新潟・三条市で過去の教訓生かす水害対応訓練「安全優先で逃げたい」

21年前の7.13水害で9人が犠牲となった新潟県三条市で6月22日、市の職員や地域住民などが参加して水害対応訓練が行われました。
NST新潟総合テレビ

21年前の7.13水害で9人が犠牲となった新潟県三条市で6月22日、市の職員や地域住民などが参加して水害対応訓練が行われました。

訓練は大雨で河川が氾濫する危険性が高まった想定で行われ、市役所では対策本部の設置から被害状況の把握までの一連の手順を確認。

その後、防災無線で地域住民に避難が呼びかけられました。

避難所となった施設では受け付けなどの対応が確認されたほか、7.13水害の被災状況を伝える写真などが展示されました。

【当時被害に遭った人】
「すごく怖かった。これからどうしたらいいんだろうと途方に暮れた」

【訓練に参加した人】
「街中も道がそんなにきれいで平らではないので、道を選んで安全優先で逃げようと思っている」

参加者は梅雨時期の水害に備え、防災意識を高めていました。

最終更新日:Tue, 24 Jun 2025 05:00:00 +0900