
津田塾大学を創設し新5千円札に描かれている津田梅子のコンテ画のレプリカが、新潟県阿賀野市に贈られました。
23日、国立印刷局から阿賀野市に贈呈されたのは津田塾大学を創設し、新5千円札に描かれている津田梅子のコンテ画のレプリカです。全国に数枚しかない貴重なもので、市町村に贈られるのは初めてです。
【阿賀野市 加藤博幸市長】
「津田梅子さんの実の妹さんを奥様としてめとられた方が、阿賀野市出身の方ということが分かって…」
阿賀野市に生まれ、アメリカで日系人の地位向上に尽力した我孫子久太郎。
妻・余奈子は津田梅子の妹で、津田塾大学の前身である女子英学塾が関東大震災で全焼した際に、夫婦で寄付金を集め再建に協力したといいます。
【国立印刷局 大津俊哉理事】
「地元の方々が地元についてよく知って愛着を持って、そこに誇りを持つことが極めて大きな要素」
【阿賀野市 加藤博幸市長】
「市民の皆様にとって元気や活性化につながれば」
贈られたコンテ画のレプリカは、市内の公共施設などで公開される予定です。
最終更新日:Tue, 24 Jun 2025 12:20:37 +0900