

2022年の豪雨により現在も一部区間で運休が続くJR米坂線。被災からの復旧に向けた機運を高めようと、8月31日、新潟県関川村で『絆まつり』が行われました。
31日、関川村で行われたのは米坂線の復旧を願う『米坂線復活絆まつり』です。
3年前の記録的豪雨で被災し、今もなお一部区間で運休が続いている米坂線。
そんな米坂線の復旧に向けた機運を高めようと行われた絆まつりでは、米坂線復旧を求める市民団体による署名活動も行われ、約700人分の署名が集まりました。
さらに…
【記者リポート】
「絆マルシェと題したこちらには新潟県内、さらには山形県から集まった合計11のブースが軒を連ねています。多くの人が訪れていて、特産品などで米坂線の復旧を後押しします」
村上市で人気のお弁当や山形の芋煮など各地域自慢の品を販売。交流人口の拡大につなげようと、沿線市町村の魅力を互いにアピールしました。
【出店者】
「人が来ることによって我々の作ったものの名前・味を多くの人に知ってもらうことで非常に活気づく。そのためにどうしても必要な交通手段」
米坂線をめぐっては8月27日、JR側が4つの復旧パターンの復旧後のイメージを提示。花角知事は米坂線復旧に向けた議論は少しずつ深まっているとの認識を示しました
【花角知事】
「色んな現実的な案も出てきているので、さらに検討を加速させて、地域の足をどう復活させるか一緒に取り組んでまいりたい」