

「スマホは一瞬で人生を壊すものでもある」便利である一方で、使い方によってはリスクもあるスマホ。そうしたSNSをめぐる子どもたちのトラブルなどを防ごうと、中学生や保護者がSNSの安全な使い方について学ぶ講演会が新潟県新発田市で開かれた。講演を聞いた子どもたちはどんな思いを抱いたのだろうか。
■中学生がSNSの“安全な使い方”学ぶ

新潟県新発田市の川東中学校で開かれたSNSの安全な使い方に関する講演会には、全校生徒74人とその保護者が参加した。

「スマホっていいところたくさんあるよね。だから私たちは使っている。私たちの人生を楽しくもしてくれるんだけど、一瞬で壊すものでもあるんだよね」
生徒に対してこう説明するのは、インターネット利用アドバイザーの大久保真紀さん。
児童がSNSをきっかけにオンラインカジノに手を出してしまった事例など実際のトラブルを紹介しながら時間を決めて利用することなどSNSの適切な使い方を説明した。
■SNSトラブル防止へ国は対策検討

2024年度、全国ではSNSなどを介したいじめは2万7000件あまりにのぼっていて、新潟県内も例外ではない。
新潟県警によると、県内のネットいじめに関する相談受理件数は2025年114件にのぼったという。
オーストラリアやイギリスなどSNSの利用年齢を法律で制限する動きも広がる中、総務省の有識者会議は6月、SNS事業者に現在自己申告となっている年齢確認の厳格化などを求める報告書案を取りまとめた。
■SNSの利用見直すきっかけに

トラブル防止へ様々な対策が検討される中、安全利用の知識を学んだ生徒は「正しいSNSの使い方と正しくないSNSの使い方を学ぶことができた」「有名人に会ったときに、無意識に写真を撮ってしまったり、LINEとかで知らない人の写真を『おもしろいよね』と言って送りつけちゃうことは正しくない使い方」などと話した。
また、自身の利用時間について「多かったので、これからは減らせるように努力しようと思った。きょう学んだことを忘れずにSNSを使っていこうと思う」と見つめ直す生徒も見られた。
新発田市は今後も子どもたちに対する情報モラル教育を積極的に取り入れていきたいとしている。
最終更新日:Sat, 04 Jul 2026 19:00:00 +0900




