

長崎市で開かれていたクロマグロの資源管理などについて話し合う国際会議。豊漁が続く中、漁獲枠の拡大が議論されたが、合意には至らなかった。佐渡の漁師は…
■クロマグロ豊漁続くも“漁獲枠の拡大”合意には至らず

今シーズン豊漁だった佐渡のクロマグロ。しかし、せっかく獲れたクロマグロを放流する場面も見られた。

その背景にあるのが“漁獲枠の壁”だ。
長崎市で開かれた国際会議で各国の漁獲枠についての議論が行われた。
日本は30kg以上の大型マグロの漁獲枠を今より25%増やす一方、小型マグロを6%減らすことを提案したが、「太平洋クロマグロの新たな管理方式と捕獲枠設定、集中的な審議が行われたものの合意に至らず、引き続き協議することになった」と水産庁の担当者が明らかに。
■マグロ放流による損害は「かなり痛手」漁師から“諦めの言葉”も

この結果に、佐渡市の内海府漁業生産組合・本間信俊組合長は「上がってくれればラッキーという思いも正直あったので、悔しさ・残念な気持ちもあるが、やっぱりかという感じが本音」と諦めにも似た言葉がこぼれた。

ただ、とれすぎたマグロを放流するたびにそのほかの魚も逃げてしまうため「損害はかなりある」という。
内海府漁業生産組合の山本勝漁労長は「マグロ関係で放流をしなければいけない漁師はかなり痛手になっている」と話す。
漁業関係者は今後も漁獲枠の拡大を要望していく考えだ。




