
新潟市の地下施設・旧西堀ローサの今後の活用について議論する有識者会議が10月16日開かれ、地下駐車場の必要性や古町全体のビジョンとの関係性などについて意見が上がりました。
16日の有識者会議には、土木や都市計画自治体経営などの専門家5人が出席。
新潟市が先日公表した西堀地下施設の活用パターンと、それに伴う費用の試算が提示しました。
いずれも、地下2階の駐車場の使用を前提にしているほか、国からの交付金の活用を想定。
中央広場のみを通路とする場合、市の実質負担金は約85億円。全体を通路として活用する場合は約95億円。
片側を地下街、片側を通路とする場合は約130億円。全体を地下街とし、中央から段階的に活用範囲を広げる場合は約145億円。
全体を地下街としてフルリニューアルするには約160億円と試算しています。
委員から地下2階の駐車場の必要性を問われた新潟市は…
【新潟市経済部 小野秀之 部長】
「駐車場の利用者の6~7割は、中央区役所などの来庁者用の駐車場を使用している。駐車場に関しては非常に復活の声が多い」
【大阪公立大大学院都市経営研究科 池田千恵子 准教授】
「地下2階の駐車場を維持する目的が、地上の駐車場よりも、人のにぎわいのための施設に波及するために(地下駐車場を)やるというストーリーがあると古町のビジョンにつながってくるのかな」
一方、若い世代からの意見聴取について…
【NPO法人自治経営・元倉敷市役所 三宅香織 委員】
「ただ『古町はどんなところだと思う?』というイメージ調査なのか、場合によっては将来負担が発生するかもしれないことを理解した上で意見を言っているのかは大事なところだと思う」
このほか、初期工事費の試算が安すぎるといった指摘について、市は事業が先延ばしされれば試算よりも増える恐れがあると回答しました。
【有識者会議会長 早稲田大学理工学術院 佐々木葉 教授】
「いま、別途検討されているという古町のビジョン、どういうものが出てくるか、やはりそれとの関係で考えなければいけないという意見が複数の委員から出ていた」
12月には最後の有識者会議が開かれ、報告書を提出。新潟市は今年度中に活用方針を決定する考えです。
最終更新日:Sun, 18 Oct 2026 20:00:00 +0900



