旬を迎えているサンマに、脂ののったサケなど、新鮮な魚介が並んでいた9月11日朝の新潟市中央卸売市場。
【山津水産養魚課 小出大輝さん】
「7月・8月は底引き網の禁漁区間で魚の入荷量が少なかった。9月に入って解禁になったので、魚の入荷量・魚種・量ともに増えてきている」
底引き網漁の解禁で魚の入荷量は先週に比べて約1.5倍に。特にオススメなのが、脂がのった今が旬のメギスです。
【山津水産養魚課 小出大輝さん】
「淡泊な白身魚で、旬になるとほどよく脂ものって、身もやわらかくなってくるので、大変おいしい魚だと思う」
水揚げ量・価格ともに平年並みだと言います。一方で、海水温上昇の影響を受ける魚もあると言います。
【記者リポート】
「秋を代表する魚といえば、サンマやサケですが、2~3年前から北海道産のブリも秋に旬を迎える一方で、今年は海水温の影響で全体的に小ぶりになっています」
また、例年であれば、10月にかけて旬を迎える北海道産のブリは2~3週間ほど旬を迎える時期が遅れる見込みだということです。
それでも「秋の味覚の一つとして楽しみに待っていてほしい」と関係者も期待を寄せます。
【山津水産養魚課 小出大輝さん】
「サイズはのっているが、まだ脂のりという部分で太っているブリの入荷が少ない。これから秋が深まるにつれて、どんどん脂のりという部分もよくなってくるかなと思う」最終更新日:Mon, 11 Sep 2023 19:01:29 +0900