医師不足で進む医療再編…新潟労災病院2025年度中に閉院 市内6病院に機能移管へ【新潟】

医師不足などから診療機能が低下している新潟県上越市の新潟労災病院について、県は、再来年度中に閉院し、市内6つの病院に機能を移す計画を示しました。
医師不足などから診療機能が低下している新潟県上越市の新潟労災病院について、県は、再来年度中に閉院し、市内6つの病院に機能を移す計画を示しました。

4日夜に開かれた上越地域医療構想調整会議。この中で、県は医師不足などから診療機能が低下している新潟労災病院について、再来年度中に閉院し、現在の医療機能を上越市内6つの病院に移す計画を提示しました。

また、機能の移転に時間を要すると、新潟労災病院で勤務する医療従事者が上越地域から離れる恐れがあることから短期での再編の必要性を強調しました。

【新潟労災病院 傳田博司院長代理】
「離職者が増えると現状維持するのは難しくなっていくので段階的に縮小することになると思うが可能な範囲内でできる診療は続けて行く」

新潟労災病院は職員に対し、受け皿となる病院の情報を速やかに提供していく考えです。最終更新日:Tue, 05 Dec 2023 12:06:35 +0900