新潟市中央区本町通で半世紀以上続く「とみやま洋傘専門店」。5代目の富山善夫店長に最新の傘について聞きました。
【とみやま洋傘専門店 富山善夫 店長】
「これはちょっと変わっていて、クロス骨。骨はグラスファイバーで柔軟があり、風に強い。折れにくい」
一般的な傘の骨に交差させる形で骨を追加し、裏返りにくい設計になっていて、風の強いでも安心です。続いては…
【とみやま洋傘専門店 富山善夫 店長】
「これは非常に工夫されていて、濡れたあと、皆さんのご迷惑にならないようにケースがついている」
水滴が周りにつかないよう、伸縮自在の専用ケースが付いた傘。
【真保恵理アナウンサー】
「傘をさしたあと、車に傘を入れるときに周りが濡れることがありますが、これだとカバーをして、水滴を周りにつけずにしまうことができますね」
溜まった水はケースの先端から出すことができます。さらには身を守るためのこんな傘も…
【とみやま洋傘専門店 富山善夫 店長】
「夜道は暗くなると怖い。ましてや雨が降っていると非常に危険なので、最近こういった傘が出ている」
【真保恵理アナウンサー】
「一見普通の傘ですが…ライトがつくんですね。光りました!」
傘の内側にLEDライトを内蔵した、その名も「アンブレランタン」。自ら光ることで周囲に存在を知らせることができます。
また、傘を長持ちさせるために必要なのは…
【とみやま洋傘専門店 富山善夫 店長】
「手入れは、陰干しが必要」
濡れた傘は廊下などで乾くまで干すことで長持ちしますが、富山店長は傘をしまうときにも注意をしてほしいと言います。
【とみやま洋傘専門店 富山善夫 店長】
「皆さん、畳むときに傘の持ち手を持ってしまうが、そうすると大事な骨が寄ってしまう。そうすると壊れる原因になる。必ず露先を持ってください」
少しの工夫で長持ちさせながら、お気に入りの傘とともに雨の日を楽しむのもいいかもしれません。
【とみやま洋傘専門店 富山善夫 店長】
「“こんなときは安い傘”、“デートするときはこの傘”とか、色んな傘を用途に応じて使ってほしい」最終更新日:Fri, 21 Jun 2024 19:01:14 +0900