SNS普及も…シルバー人材センターで“年賀状”の宛名書き作業「肉筆の温かみある」 依頼見込みは約8500枚!

新潟市中央区では、新年に向けた準備が進められています。

新潟市中央区では、新年に向けた準備が進められています。

【記者リポート】
「真剣な表情で皆さん一枚一枚、丁寧に年賀状の宛名を書き上げていきます」

年賀状の宛名を書くのは、賞状や表彰状などの名前を書く筆耕グループの会員です。

新潟市シルバー人材センターには11月27日時点で、すでに約1800枚の宛名書きの依頼が寄せられていて、今年は8500枚ほどの依頼を見込んでいるということです。

【筆耕グループ会員】
「相手様に新年の挨拶がきちんと伝わるように、丁寧に書くということを心がけている」

SNSの普及などにより年賀状を出す人が減っていますが、宛名を書き続けて25年目のベテラン、89歳の樋口孝松さんは「紙の年賀状にしかない魅力がある」と話します。

【樋口孝松さん】
「やっぱり肉筆だと温かみというか、そういうのがある。人の心を伝えるという意味からしても年賀状を書いてもらいたい」

新潟市シルバー人材センターでは12月20日まで依頼を受け付けています。

最終更新日:Mon, 02 Dec 2024 18:43:41 +0900