還暦から20年!満80歳を祝う“熟年成人式” 長生きの秘訣は…「魚は小骨まで」 若者へメッセージも「どんどん挑戦を」

新潟県燕市では還暦から20年となる満80歳を祝う『熟年成人式』が行われました。参加した人たちに長生きの秘訣や今後の目標を聞きました。

新潟県燕市では還暦から20年となる満80歳を祝う『熟年成人式』が行われました。参加した人たちに長生きの秘訣や今後の目標を聞きました。

1月13日、燕市吉田地区で行われた熟年成人式。

還暦から20年の節目となる満80歳を祝うもので、13日は1944年~1945年に生まれた19人が参加しました。

【参加者】
「ネクタイを締めるのは何十年ぶり。80歳を迎えて成人式をしてもらえるというのは、気分的にもうれしい」

【参加者】
「うれしいんだか、悲しいんだかね。先がなくなっていって(笑)」

中には年齢を感じさせない参加者も。

【参加者は】
「(肌が)ぷるんぷるんだよ。すごいでしょ、若者の肌みたいでしょ」

戦時中の終戦間際に生まれ、その後の高度経済成長期など激動の時代を過ごした参加者たち。

これまでの人生で健康のために意識したことや二十歳を迎えた若い世代へのメッセージを聞いてみると…。

【参加者】
「(健康の秘訣は)小さい骨まで食べる。(魚の)めざしみたいな魚が好き。頭から食べる。たまにゲートボールに行ったり、近所づきあいで話したり」

【参加者】
「昔は、私たちの年齢の人は親がこうなりなさいとか、私なんかも早くお嫁に行きなさいみたいな時代だった。やりたいことが今なんでも可能な時代だから、(若い人は)どんどん挑戦していったらいいんじゃないか」

また、中には大きな夢を抱いている人も。

【参加者】
「歩いて日本一周してみたい。これが究極の願い。今からできるわけがないので、せめて石川県あたりまで行くとか、弥彦山に登って向こうのほうまで行くとか、その程度はできるかなと」

参加した人たちは同級生との再会を喜び、これからの人生に思いを馳せていました。

最終更新日:Mon, 13 Jan 2025 18:52:12 +0900