全国的に感染が拡大しているインフルエンザと新型コロナウイルス。新潟県内で、警報基準を上回る中、佐渡市の佐渡総合病院で20日から入院制限を行うと発表されました。
1月12日までの1週間に報告された一医療機関あたりのインフルエンザの感染者数は35.36で警報が発表された2週前よりは減少しているものの高い水準で推移しています。一方、新型コロナウイルスは検査できる医療機関が減る年末年始に入る前に比べ、増加し、9.29となっています。
こうした中、佐渡市の佐渡総合病院が20日から入院制限を行うと発表しました。
インフルエンザや新型コロナウイルス感染症が急速に拡大したことなどに伴い、病床数を上回る入院が続き、1月16日から新規入院の病床確保が困難に。1月20日からは予定入院の病床も確保できなくなったため、入院制限を行うということです。
緊急対応は1週間程度を想定しているものの、今後については予測ができないとしています。
また、感染拡大などで佐渡総合病院からの転院、施設入所も滞っていて、入院制限の大きな要因にもなっているということです。一方で、受診の必要性が高い場合は遠慮なく問い合わせて欲しいとしています。
県は、引き続き手洗いうがいの徹底や発熱や咳などの症状がある場合には外出を控えるなど基本的な感染症対策を行うよう呼びかけています。
最終更新日:Mon, 20 Jan 2025 15:21:51 +0900