
北朝鮮による拉致問題の解決に向け協力を求めるためアメリカを訪れていた拉致被害者家族などが4日に帰国しました。
横田めぐみさんの弟・拓也さんなど拉致被害者家族は4月末からアメリカを訪問し、ホワイトハウスなどで高官らと面会。拉致問題解決への協力を求めました。
会談の中で、拓也さんは「日本にとって拉致問題解決は絶対に譲れない問題である」と強調。母・早紀江さん(89)は娘のめぐみさんとの再会を心から願っていると訴えました。
【横田拓也さん】
「日朝間にまたがる懸案事項、つまり拉致問題を解決すれば、米朝間の懸案事項も大きく前進するではないかということをお伝えできたというのはとても意味があったと思います」
未だ帰国を果たせていない拉致被害者の親世代は早紀江さんだけとなり、早期の解決が求められています。
最終更新日:Mon, 05 May 2025 19:02:35 +0900