

1489人が犠牲になった長岡空襲から2026年で81年が経った。長岡市では平和を願う式典などが行われたほか、長岡まつり大花火大会では7月28日に発生した熊本地震からの復興も願い、復興祈願花火フェニックスが打ち上げられた。
■36万人分の有料観覧席は完売!打ち上げ1時間前には“ほぼ満席”

平和・復興への願いが込められ、8月2日に長岡市で開幕した『長岡まつり大花火大会』。

会場には打ち上げ開始の約5時間前から行列ができていた。
並んでいた男性は「きょうは1時間くらい前に来た、場所取りだけ。会場に来るのは30年ぶり。きょうは本当に涼しくていい。毎年暑い」と話し、長野県から来た人は「良い席で見られそう、楽しみにしている」「長岡花火が初めてなので、すごく楽しみ」と笑顔を見せていた。

そして午後3時、一部の観覧席の入場が始まると、訪れた人たちは持参したシートを貼り付けるなど場所の確保に奔走していた。
2日間で用意された36万人分の有料観覧席のチケットが完売。
初日の会場も打ち上げ開始の1時間前にはほぼ満席の状態となり、県の内外から訪れた多くの観客が花火を心待ちにしていた。
■復興祈願花火“フェニックス”には熊本への思いも「誰も一人ではない」

迎えた午後7時20分、いよいよ打ち上げ開始。2万発以上の花火が長岡の夜空を彩る。

長岡空襲で亡くなった1489人の犠牲者への鎮魂、そして復興を願い1946年に始まった『長岡復興祭』が起源とされている長岡まつり。
その『長岡復興祭』から80年の節目を迎えた今年は復興祈願花火フェニックスに特別な祈りが込められた。
「フェニックス花火は勇気を届ける復興のシンボルです。今もつらく大変な思いをしている熊本の皆さん、私たちは誰も一人ではありません」

中越地震からの復興祈願をきっかけに打ち上げが始まった『フェニックス』。
21年前、この中越地震により甚大な被害を受けた長岡市から7月の地震で当時と同じような不安や苦しみを抱えている被災地・熊本の人々へ、復興への願いと『誰も一人ではない』というメッセージを込めて花火が打ち上げられた。

福島から来た女性:
日本でも色んな災害があるが、みんなの心に少しでも希望が灯ればいい。
富山から来た男性:
フェニックスを見たら涙が出てきた、これぞ長岡という感じ。
三条市から来た男性:
平和のありがたさをイベントで実感できるのは大事な機会だと思う。
■「想像以上のすばらしさ」多くの人を魅了した花火

長岡の夜空を彩った花火は全国から訪れた人の心に深く響いたようだ。

新潟市から来た男性:
花火は昔の方の思いも反映したものだと思っているので、その思いも伝わったこの文化・花火大会がずっと続けばいい。
千葉から来た男性:
想像以上のすばらしさ。世界に向けてこの花火は発信してほしい、すばらしい。
多くの人を魅了した長岡花火。鎮魂・復興への思いは熊本にも向けられている。
最終更新日:Sat, 08 Aug 2026 11:00:00 +0900




