【倒産】負債総額約9億円 事業が軌道に乗らず…バイオマスプラスチックメーカー2社が破産開始決定 新潟・南魚沼市

新潟県南魚沼市でバイオマスプラスチックの製造を手掛けていたバイオマスレジン南魚沼と、関連会社のバイオマスレジンエンジニアリングが、破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。
NST新潟総合テレビ

新潟県南魚沼市でバイオマスプラスチックの製造を手掛けていたバイオマスレジン南魚沼と、関連会社のバイオマスレジンエンジニアリングが、破産手続きの開始決定を受けたことが分かりました。

民間の信用調査会社・東京商工リサーチによりますと、バイオマスレジン南魚沼は2014年7月4日に設立され、当初はコンピュータソフトの開発・販売やスマートフォン向けアプリの開発・販売などIT関連事業を手掛けていました。

その後、バイオマス事業への参入を進め、2017年12月に南魚沼市寺尾の工場を購入。米を主原料とするバイオマスプラスチック(プラスチック原料)の製造・販売を行う「ライスレジン事業」として全国各地に展開しました。

しかし、事業はなかなか軌道に乗らず、工場建設にかかった多額の借入金も経営を圧迫しました。直近で把握できる2023年5月期の売上高は2億5686万円、当期純損失は2億2006万円に上り、多額の累積赤字を抱えた債務超過に陥っていました。

その後、2024年5月に事業を別会社へ譲渡し、事業活動を停止。そのまま清算手続きを進め、今回の決定に至りました。

負債総額はバイオマスレジン南魚沼が約8億円、関連会社のバイオマスレジンエンジニアリングが約1億円で、2社合計では約9億円が見込まれます。

最終更新日:Tue, 14 Jul 2026 11:00:00 +0900