
先週、ネパールと中国の国境付近で発生した大規模な土石流被害。これまでに900人を超える人が亡くなり4800人以上の行方が分からなくなっています。被害が広がる中、新潟市に住むネパール人の男性が故郷を支援しようと募金活動を始めています。
山あいの集落をのみ込む大量の土砂と濁流…ネパールと中国の国境付近で先週氷河の崩落をきっかけに発生した大規模な土石流です。
ネパールと中国ではこれまでに合わせて900人を超える人が亡くなり、4800人以上の行方が分からなくなっています。
その被害の状況を新潟から心配しながら見守っている人がいます。
【スナルディパクさん】
「この波が本当にすごい。これはありえない」
新潟市中央区でカレー店を経営するスナルディパクさんです。
スナルさんは海外在住ネパール人協会新潟支部の会長を務め、県内に暮らすネパール人からの相談にのるなど生活支援をしています。
土石流被害の発生直後から現地の知人と連絡を取り、被害の状況を確認してきました。
自身の家族に被害はなかったものの、いまだ連絡が取れず行方不明となっている知人もいるといいます。
【スナルディパクさん】
「ネパールの国の中ではこんなことが起きると全く思っていなかった。なんだか津波みたい。波みたいでみんなびっくりしている」
今回の光景を見て、「津波のようだ」と話すスナルさん。
実はスナルさんにとって忘れられない記憶があります。
2011年の東日本大震災です。当時、スナルさんは津波の被害に遭った宮城県で暮らしていて、被災地で大きな被害を目の当たりにしました。
【スナルディパクさん】
「(東日本大震災)を見ているから、それを思い出してしまって。いま本当に苦しくて、テレビの映像を見たら仙台の同じような波。本当に悔しい」
故郷のために何かしたいとスナルさんは店に募金箱を設置。
【スナルディパクさん】
「今回の災害、ここで募金を集めて贈ろうと思っている」
さらに店の売上の1部を被災地に寄付することを決めました。
スナルさん自身も近く現地に向かい、支援活動を始めることにしています。
最終更新日:Mon, 31 Aug 2026 19:00:01 +0900




