燕市宮町商店街の不思議な図書館「ぶくぶく」 誰でも本棚オーナーに… 本と人との素敵な出会い<バズタイムズ>

2022年10月にスタートしたバズタイムズ。バズっている・バズってほしい動画を独自の視点で紹介してきました。そんなバズタイムズが放送開始1年を前にリニューアル!新潟の商店街で「BUZZ」ネタを探します。9月は燕市宮町商店街の魅力を5週にわたってお届けします。

バズタイムズがリニューアル  商店街でBUZZを探せ!

左:長谷川珠子アナウンサー 右:小越春花(NGT48)

新たなバズタイムズでは、小越春花さん(NGT48)と長谷川珠子アナが新潟県内各地の商店街を巡って、バズっている・バズりそうな・バズってほしいネタを紹介していきます。

小越春花:
BUZZを見つけられるように頑張りたいと思います!

9月は燕市宮町商店街 「老舗」と「新店」が共存する場所

9月に紹介するのは燕市宮町商店街。以前は巨大なアーケードのある「サンロード宮町」として親しまれてきました。

アーケードが無くなったいまも、古くから愛されてきた老舗店舗と新たに始まった若者のお店が共存する商店街です。ここでは戸隠神社の春の大祭・萬燈(まんどう)や商店街の感謝祭200メートルいちびなど、定期的にイベントが行われていて、街に活気をもたらしています。

本棚オーナーって何!?  新潟初の私設図書館「ぶくぶく」

小越さんと長谷川アナがまず訪れたのは、みんなの図書館ぶくぶく。この図書館は、商店街に本のある空間を提供することを目指して生まれた新潟初の私設図書館です。

長谷川アナ:
こちらのぶくぶくは私設図書館ということなんですが、どういった仕組みなんですか?

白鳥みのり館長:
それぞれの棚に1人ずつオーナーがいるんです。例えばここは田中さんという方がオーナーで、ここに入ってるのは全部田中さんの本。それが図書館の本として借りられるようになっているんですが、同時にオーナーの人は月々1000円払うことで、それを運営費として使っているという仕組みになっています。

小越春花:
借りる方は無料?

白鳥みのり館長
そうですね。 図書館なので借りる方にはお金がかからなくて、貸す方がお金を払うというちょっと不思議な仕組みです。

(左)白鳥みのり館長

小越春花:
でも、それだけ「おすすめしたい」「他の人にも読んで欲しい」っていう、皆さんの推しの本なんですね。私も本を置くことができるんですか?

白鳥みのり館長
もちろんです。一般に流通している本だけじゃなくて、自分が出したり、自分が書いたりした本を並べられるのは、まさにこういう図書館の醍醐味です。

小越春花:
はるか村の植物図鑑とか、はるか村入村手続きの本とかを並べていただけたらいいですよね

図書館の本に付箋!? オーナーの推しポイントまで分かる!

2人が本棚を探索すると「縄文文化」をテーマにした本棚を見つけました。

すると…

長谷川アナ:
見てください。付箋があるんですよ。この持ち主がどこに注目していたのかがわかる。いいですね。

小越春花:
ここに来て、自分も好きな本とか、好きな作家さんとか、共通点から人との繋がりができそうですよね。

NGT48 小越春花のロケ後記

私、普段そんなに本を読まないんですけど、本を手に取ってみて、普通の図書館とか本屋さんで手に取るよりも「温かみ」を感じました。この方がこういう理由でおすすめしてくれているんだな、っていうのをすごく肌で感じました。

Q.気になる本や本棚は?
かき氷の本があったんです。すごくかわいいかき氷の本だったので「女性がおすすめしてくれているのかな?」「この暑い時期に来た人のことを想像しておすすめしてくれたのかな?」って思ったら、すっごいキュンとしました。

Q.どんな人に来てほしい?
ちょっと人生に行き詰ってるな…と感じる方も、逆に人生をめっちゃ楽しんでいる方も、本との出会いで、すごくぬくもりを感じる場所だと思います。「出会えた!」「見つけられた!」という風に、普段味わえない刺激があります。何かヒントが見つかる場所かもしれません。

本と人との交流が広がる場所

燕市宮町商店街みんなの図書館「ぶくぶく」は、本と人との新しい形の交流を提供する場所。訪れた人が本との触れ合いを楽しむだけでなく、自分の好きな本や作品を共有し、共感を広げる場としても活用されています。ぜひぶくぶくに足を運んで、新たな出会いや感動を見つけてみてください。

【みんなの図書館ぶくぶく】
住所:燕市宮町2-26(現在は仮設店舗)
電話:なし
開館日:SNSにてご確認ください