■銀座の路地裏にある小さな新潟

銀座の路地裏をゆく横澤夏子さんと飛田厚史アナ
TVerで配信中の『大好き!にいがた!東京で見つけた美味すぎる新潟』では、新潟・糸魚川市出身の横澤夏子さんが東京で活躍する新潟ゆかりの人たちと故郷への思いが込もったグルメを紹介している。
今回は番組の中から中央区・銀座にある長岡産野菜を使ったカレー店『はるかなるカレー』のスパイスカレーを紹介する。
■ 銀座のど真ん中で食べる長岡産野菜のカレー

言わずとしれた東京を代表する繁華街・銀座
高級店が軒を連ねる東京・銀座6丁目。目抜き通りから入った路地裏のビルの一室にある知る人ぞ知るカレー店『はるかなるカレー』は、長岡市出身の松下悠(はるか)さんが経営するスパイスカレー店だ。

ビルの2階にあり入口は見つけにくいので注意
上京後に恵比寿のバーやイタリアンレストランで働いていた悠さんに転機が訪れたのは2013年。知人から「銀座で店をやらないか」と声をかけられた。

はるかなるカレーのオーナー松下悠さん(左)
しかし紹介された物件には電熱グリルがあるのみで「これでは煮込み料理しか作れない」と悩んだ末に開店したのが、ふるさと長岡で家族や友人が作るお米や野菜で作るスパイスカレーだった。

元スナックの店内でカウンターには新潟の野菜がいっぱい
はるかなるカレーは小麦粉・バターを使っていないのが特徴で、この日提供されていたキーマカレーは表面を香ばしく炒めて旨味をギュッと中に閉じ込めたひき肉と大量の香味野菜、そして20種類以上のスパイスをじっくり煮込んで作られている。

キーマカレーにはかきのもとなど7~9種類の長岡産野菜がたっぷり
■銀座で新潟を広めてくれる小さなお店
「開店11時30分 目標」というラフな営業時間のため常連客はSNSや電話で当日の営業を確認してから来店する。こだわりのカレーと新潟の地酒、悠さんの人柄に目当てにお店はたくさんの常連さんで賑わっている。

ロケ当日は平日昼間にも関わらず常連さんが大集合
ちなみにプライベートで遊ぶことも多いという常連さんたちとは毎年夏に悠さんのふるさと長岡の花火を見に行く旅行が恒例行事。常連客からは「旅行に行くことで新潟をより好きになった」「店に通う内に自然と新潟や長岡に詳しくなった」という声も聞かれた。

常連さんとの長岡花火を見に行く旅は毎年の恒例行事
「はるかなるカレー」は新潟の食材をふんだんに使い、悠さんの人柄を通して長岡、そして新潟の魅力を東京で広めてくれている素敵なお店だ。

横澤さんもあっという間に完食の絶品スパイスカレー
銀座という場所柄カレーをつまみにお酒を飲む人も多いという「はるかなるカレー」。自慢のスパイスカレーを堪能した横澤さんの反応はTVerの見逃し配信をチェックして欲しい。