“新潟の夏”本来の姿へ!『新潟まつり』開催に向け最終調整 『長岡まつり』は4年ぶりの通常開催

夏と言えば祭りですが、8月に開催される新潟まつりについて、実行委員会は「ウイルス禍前に近い形での実施」に向けた最終調整を行いました。また、長岡まつりは4年ぶりの通常開催となり、新潟本来の夏が戻ってきます。
夏と言えば祭りですが、8月に開催される新潟まつりについて、実行委員会は「ウイルス禍前に近い形での実施」に向けた最終調整を行いました。また、長岡まつりは4年ぶりの通常開催となり、新潟本来の夏が戻ってきます。

7月21日、新潟市中央区で開かれた新潟まつりの全体会議。

【新潟市 中原八一 市長】
「ぜひ、皆様と一致協力しながら、新潟まつりを大いに盛り上げ、大成功に導いていきたい」

8月4日から開催される新潟まつりに向けて、各部における取り組み方針などの最終確認を行いました。

新型コロナウイルスの影響で3年間、中止や規模の縮小が続いた新潟まつり。今年は例年通りの3日間で感染拡大前の規模に近い形で行われます。

4年ぶりの実施となる大民謡流しは、感染対策などを踏まえ、各団体の参加者の上限を200人に制限し、現時点で103団体・約9200人が参加する予定です。

また、参加者には体調が悪い場合は各行事に参加しないよう呼びかけます。さらに…

【新潟まつり実行委員会 福田勝之 委員長】
「特に、まつり当日は厳しい暑さが予想される」

熱中症対策では参加者へはこまめな水分補給を呼びかけるほか、5日に行われる「手作り子どもみこし」では、当日の気温が35℃を超えた場合は中止とします。

こうした準備の進む中、再び感染者数が増加傾向にある県内。

去年は感染拡大の影響で花火大会を11月に延期しましたが、中原市長は現時点でまつりの予定を変更する必要はないと話します。

【新潟市 中原八一 市長】
「もし、全国的に爆発的な感染が広がっていくということになったら、国や県の動向を見ながら、市として実行委員会の皆様と協議をして対応する」

一方、長岡市も8月1日から開かれる長岡まつりについて、4年ぶりに通常の形で開催すると発表しました。

大花火大会では飲食の制限を設けず、飲食販売ブースを再開します。

【長岡市 磯田達伸 市長】
「市民の皆さんとともに喜びながら、楽しみながら、これからの長岡・明るい長岡をつくっていく大きな力にしていきたい」

新潟の夏が本来の姿を取り戻しつつあります。最終更新日:Fri, 21 Jul 2023 19:01:53 +0900