6月の補正予算案に約13億円 新潟県が力入れる『子育て支援』の内容は?

岸田首相が推し進める「異次元の少子化対策」に対して、新潟県の子育て支援はどうなっているのでしょうか?
岸田首相が推し進める「異次元の少子化対策」に対して、新潟県の子育て支援はどうなっているのでしょうか?

国と歩調を合わせるように県も今年度、子育て支援に力を入れる方針を示しています。

中でも花角知事が力を入れ、6月の補正予算にも盛り込まれるのが「子育て応援定期預金」です。

これは金融機関と連携し、子どもが生まれた際に、県がその子ども名義の定期預金口座を開設。入園・入学時にそれぞれ5万円程度を支給する制度です。

県はこの制度に使う基金を当初予算10億円で創設していましたが、6月の補正予算案では、さらに約13億円を盛り込み、支給分などとして使う事業費に充てる方針です。

一方、事業の開始時期はまだ調整中。県幹部は「今年度以降に生まれた子どもを対象とし、今年秋には開始したい」と話しています。

また、県は子ども政策を推進する条例の制定も目指していますが、こちらは今後、有識者を集めた検討委員会を設置して内容を議論する方針で、6月県議会では審議されない見通しです。

県の取り組みは実際まだこれからですが、子育て支援の推進が新潟を住む場所に選んでもらうことにもつながります。

国だけでなく、新潟県の動きにも注目です。最終更新日:Tue, 20 Jun 2023 18:42:45 +0900