新潟市の寿司ダイニングで食中毒 20代から50代の男女7人に下痢やおう吐の症状 ノロウイルス検出

新潟市保健所は26日、新潟市秋葉区の寿司ダイニングでノロウイルスによる食中毒が発生したと発表しました。男女7人に下痢やおう吐などの症状が確認されています。
新潟市保健所は26日、新潟市秋葉区の寿司ダイニングでノロウイルスによる食中毒が発生したと発表しました。男女7人に下痢やおう吐などの症状が確認されています。

ノロウイルスが確認されたのは、新潟市秋葉区の寿司ダイニング荻川です。

1月24日午後0時半ごろ、新潟市内の医療機関から新潟市保健所に「ノロウイルスが検出された患者が2人いる。患者らは20日に秋葉区の寿司ダイニング荻川を5人で利用した。うち2人が消化器症状で受診し、迅速検査でノロウイルス陽性であった」と連絡が入り、保健所が患者や施設の調査を行いました。

調査の結果、20日に店を利用した5人のうち、50代の男性3人が21日から22日にかけて下痢・おう吐などの症状が出ていること、患者らの共通の食事が20日に店から提供されたものに限られること、検便の結果から患者3人と施設従事者4人から同じ遺伝子型のノロウイルスが検出されていること、患者らの全員の症状がノロウイルスによるものと一致していることなどから新潟市保健所は寿司ダイニング荻川を原因とする食中毒と断定しました。

また、その後、20日に店を利用していた20代から40代の男女4人も下痢やおう吐の症状が出ていて、検査した結果、ノロウイルスが検出されたということです。

新潟市保健所は店に対して、3日間の営業停止を命じています。最終更新日:Fri, 26 Jan 2024 18:01:15 +0900