JR列車がドアを開けたまま発車 車掌の操作ミスで約50cm進むもけが人なし【新潟市】

JR東日本新潟支社は1日、白新線の豊栄駅で列車がドアを開けた状態で約50cm走行する事案が発生したと発表しました。
JR東日本新潟支社は1日、白新線の豊栄駅で列車がドアを開けた状態で約50cm走行する事案が発生したと発表しました。

JRによりますと、1日午後7時32分ごろ、白新線の豊栄駅で上り列車の発車のためドアを閉じようとしたところ、駆け込みで乗車した客のカバンなどがドアに挟まりました。

本来車掌は非常停止の手配をし、列車を停止させてからドアを開く操作を行う手順となっていますが、今回はドアを開けてから非常停止の手配をしたため、ドアが開いた状態で列車が動いたということです。

列車は約50cm進み停止しました。

列車には約250人の乗客が乗っていましたが、列車から転落した人や、ケガをした人はいなかったということです。

この影響で列車は予定時刻から45秒遅れて発車しました。

JRは、乗客のカバンがドアに挟まり再びドアを開く際、車掌が正しい手順をとらなかったことが原因だったとして「このような事象を繰り返さないよう、指導を徹底し、再発防止に努める」とコメントしています。
最終更新日:Fri, 02 Feb 2024 15:09:32 +0900