新潟市 4185億円の予算案を発表 能登半島地震対応と活性化両立へ ラーメンの魅力PRへも予算

新潟市は2月15日、過去最大となる総額4185億円の新年度予算案を発表しました。中原八一市長は能登半島地震への対応と市の活性化を両立させると意気込みました。
新潟市は2月15日、過去最大となる総額4185億円の新年度予算案を発表しました。中原八一市長は能登半島地震への対応と市の活性化を両立させると意気込みました。

【飛田厚史アナウンサー】
「きょう発表された新潟市の新年度予算では、活性化や人口減対策に加え、地震からの復興も大きなテーマとなりました」

新潟市の新年度予算案は今年度の当初予算を208億円上回る、総額4185億円で2年連続過去最大となりました。

新年度予算案は「安心・安全」「活力・交流」「子育て・教育」の3つに力を入れています。

【新潟市 中原八一 市長】
「安心・安全を確保しつつ、若い世代の皆さんからも新潟を魅力的に捉えてもらうための対応策ができたのではないか」

新潟市西区などで大きな被害が出た能登半島地震への対応として約118億円を充て、再建に向けた借り入れ支援などを進めます。

このほか、路線バスの維持に向けた運転士の確保支援や需要喚起策に合わせて1億4000万円が計上されています。

一方、新潟市の都心軸「にいがた2km」の関連予算として26億円を確保。市街地の再開発事業を促進するほか、交流人口の拡大も図ります。また…

【新潟市 中原八一 市長】
「目指すところは、できれば奪還」

今年も山形市に敗れ、全国2位に甘んじた新潟市のラーメン消費額…3年ぶりの返り咲きに向け、新潟のラーメンの魅力をプロモーションする予算として2000万円が計上されました。

子育て・教育では産婦健診に4700万円、中学校の全員給食化に1億3000万円が盛り込まれています。

新潟市の新年度予算案は2月21日に始まる新潟市議会で審議されます。最終更新日:Thu, 15 Feb 2024 19:03:14 +0900