〈J1アルビ〉“新戦力”が躍動!長谷川のゴールでホーム開幕白星「必ず勝ちたかった」【新潟】

サッカー明治安田J1リーグ、アルビレックス新潟は3月9日、ホーム開幕戦で名古屋と対戦しました。
サッカー明治安田J1リーグ、アルビレックス新潟は3月9日、ホーム開幕戦で名古屋と対戦しました。

9日、3カ月ぶりに明治安田J1リーグの試合が行われたビッグスワン。

【齋藤正昂アナウンサー】
「ホーム開幕戦を待ちわびた多くのサポーターが列をつくっています」

【サポーター】
「久々のホーム戦、すごく楽しみでワクワクしている」

ホーム開幕戦に集まった2万人以上のサポーターが願うのはもちろん…

【サポーター】
「やっぱり、てっぺんを目指して頑張ってほしい」

【サポーター】
「昨シーズンから、さらにブラッシュアップして、パスサッカーでポゼッションも高く得点も取って、てっぺんを取る」

新潟市中央区の最高気温が5.7℃と冷え込む中、2連敗中の名古屋と対戦。

持ち味を封じられた前節から一転、アルビは序盤からテンポよくパスをつなぎ、攻撃を組み立てます。

そのリズムを生んだ要因の一つがアルビでのデビュー戦となった小野のポストプレーです。

【小野裕二 選手】
「いま新潟のやっているサッカーに、自分がアクセントを入れるような形で入っていければいいかなと」

前半19分、松田からのパスを小野がワンタッチでつないで小見のシュート。前半23分には、スルーパスを受けた小野がクロスを上げ松田のヘディング。

この攻撃陣の奮闘に負けじと、守備陣も安定した守備を見せ、スコアレスで試合を折り返します。

しかし、迎えた後半も膠着状態が続いたため、アルビは後半24分に谷口・長倉を、そして後半33分には長谷川をトップ下の位置に投入。

【松橋力蔵 監督】
「色々な事情もありながら、彼にサイドをやってもらったのが前節。彼の良さというのは、中央が一番出るなと僕自身は思っている」

すると後半35分、長倉からボールを受けた長谷川が中央で時間つくり、左サイドの谷口へ。その谷口がペナルティエリアに侵入しシュート。フレッシュな選手の連携からチャンスが生まれます。

一方の名古屋も途中交代の中山がキーパーとの1対1のチャンスをつくりますが、ここは小島がブロック。

このピンチをしのぐと、後半43分でした。

右サイドで奪ったボールを長谷川が中央で受け前進すると、ペナルティエリアの外から左足でシュート!長谷川のアルビ初ゴールで先制に成功します。

試合は終了間際に相手のゴールネットを揺らしたアルビが見事勝利。ホーム開幕戦を白星で飾り、集まった多くのサポーターと喜びを分かち合いました。

【長谷川元希 選手】
「この間の試合で負けたので、リスタートとしては必ず勝ちたかったし、ホーム開幕戦だったので、難しい試合だったが、まずは自分の初得点でチームを勝たせられたということが一番うれしい」

【小野裕二 選手】
「1週間いい準備して(次は)アウェーだが、しっかり勝ち点を取って帰ってきたい」

この勝利でアルビは5位に浮上。次節は3月16日、アウェーで東京ヴェルディと対戦します。最終更新日:Mon, 11 Mar 2024 19:08:05 +0900