コメの供給・価格の安定を目指してきたJAグループ新潟は2月4日、集会を開き、コメの集荷にかかる現状や今後の見通しなどを生産者や職員に共有しました。
「(現在は)激しい集荷競争になっている形で、JAの集荷量が大幅に低下している状況。令和6年度については、今のところ(供給が)厳しい状況」
県内のJAグループにおける2023年産の主食用米の集荷率が52%だったのに対し、2024年産米では45%まで落ち込んでいる現状を説明。
こうした状況を受け、今年は全国で生産量が増加し、需給バランスが崩れてコメの価格の大幅な下落を懸念する声も上がっています。
「主食用米などの需給バランスの乱れも心配されているので、2025年産以降の価格が維持・安定するよう、主食用米・非主食用米ともに需要に応じた生産・集荷を徹底して参りたい」
コメづくりの担い手を確保するためにも農家の所得向上が重要視される中、私たちの生活を直撃するコメの価格高騰を抑えるべく関係者の調整が続きます。
最終更新日:Tue, 04 Feb 2025 19:01:03 +0900