「ぜひお刺身で」初夏の魚“アジ”が旬迎える!今年は漁獲量↑でリーズナブルな価格に 新潟

初夏を代表する魚『アジ』を紹介します。今年は漁獲量が多く、価格も安くなっています。

初夏を代表する魚『アジ』を紹介します。今年は漁獲量が多く、価格も安くなっています。

5月19日午前の新潟市中央卸売市場。

【藤森麻友アナウンサー】
「徐々に温かくなり、家庭でなじみのある魚アジが旬を迎えています」

【山津水産 鮮魚二部養魚課 小出大輝さん】
「旬の時期は5月から6月中旬にかけて。まさに今が旬の時期」

1年を通してとれるアジですが、5月から6月中旬にかけて産卵期を迎え、魚体も大きく、脂ものるため、水揚げ量が多くなります。

【山津水産 鮮魚二部養魚課 小出大輝さん】
「この時期、水揚げが増える要因として産卵の時期が絡んでくる。その気候に適した(海水)温度になっているのが大きな要因」

今年は5月上旬に新潟県近海でアジの産卵に適した気候となり、海水温も安定したため、漁獲量は去年に比べ約2割増加。価格も1割~2割安くなっています。

【山津水産 鮮魚二部養魚課 小出大輝さん】
「県産の特徴は、基本的には水揚げが夕方で、翌日の朝には市場に入ってくる。鮮度が良い状態で皆様のもとにお届けできる」

県産のアジが手頃な価格で買うことができるこの時期。お店で新鮮なアジを見分けるポイントとおすすめの食べ方を聞きました。

【山津水産 鮮魚二部養魚課 小出大輝さん】
「光を当てたときに輝くもの。非常に鮮度が良い証になる。基本的にアジはどう料理してもおいしいが、大きいサイズのものは、ぜひお刺身に」

そのお刺身をさっそくいただいてみると…

【藤森麻友アナウンサー】
「すごくコリコリしています。食べた瞬間に優しい甘みがじゅわっと口の中に広がります」

【山津水産 鮮魚二部養魚課 小出大輝さん】
「物価高で色々大変なこともあると思うが、リーズナブルな価格で提供しているので、少しでも家計の助けになればと思う」

旬を迎えた県産アジを手に取ってみてはいかがでしょうか。

最終更新日:Mon, 19 May 2025 19:00:18 +0900